Jリーグが幕を開けた。昨年もそうだったが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参加するようになると、J開幕前にサッカーシーズンが一足先にスタートする。だから、正直なところ開幕という実感があまり湧かない。 昨年は黒星からスタートしたACLグループステージだった。今年はシドニーFC相手に2-0の勝利でスタートした。ほぼ完璧なゲームだったが、シドニーFCのパフォーマンスは予想外に悪かった。夏の南半球から冬の北半球へ。普段のシドニーFCを知らないので、もしかするとあれが彼らの実力なのかもしれないが、昨年のブリスベン・ロアーのような驚きはなかった。同グループの残り2チームはあんな実力ではないだろう(と思う)。 シーズン初得点を決めたのは新しい背番号を背負った武藤だ。福田正博、永井雄一郎、原口元気と継いできた番号を背負って、昨季大ブレークした男はどこまで得点を積み重ねることができるだろうか。これまでの9番はどこかクールなタイプが多かったが、武藤は笑顔が似合うタイプである。朗らかな背番号9、悪くない。 ACLの話を先に続けると、続く第二戦、後半相手に退場者が出たにもかかわらず、浦和レッズは浦項スティーラーズのゴールネットを一度も揺らすことができなかった。 0-1、ターンオーバー制を用いてかなりの数の選手を入れ替え、浦項の喉元に喰らいつく寸前までは行けた。でもやはり、アウェイでの試合は最悪でも引き分けに持ち込みたかったし、せめて1点は取りたかった。次の広州恒大とのアウェイ戦、ここは何としても引き分け以上の結果を手に入れたいところだ。 シドニー戦から三日、レッズにとってのJリーグ2016シーズンはアウェイの柏戦から始まった。試合前、両ゴール裏からは互いに激しいブーイングが飛び交う。...


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