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INTERVIEW
2019年11月28日

TURNING POINT vol.10 阿部勇樹「まだ見ぬ景色のために」

TURNING POINT vol.10 阿部勇樹(MF/22) 「まだ見ぬ景色のために」 ■結果を残さなければ、一緒に戦ってもらえない 誤解を恐れずに言わせてもらえれば、間違いなく浦和レッズは過渡期を迎えている。 だからこそ、今、敢えてこの男の言葉に耳を傾けるべきだろう。 阿部勇樹——。38歳を迎え、気がつけばチーム最年長の選手になった。 そんな彼には鮮明に覚えている瞬間がある。浦和レッズに加入した2007年のことだ。 「前年にJ1で優勝していたし、移籍してきたときは、『何で来たんだよ』という厳しい目で見られていましたよね。でも、2-2で引き分けた大分トリニータ戦(J1第4節)で、レッズに来てから初めて得点したんです。それも2得点。そうしたら、次の試合から自分の名前をコールしてもらえるようになって。そのとき、感じたんですよね。レッズのファン・サポーターは、どんな選手であっても、周りが納得するような結果を残さなければ、一緒に戦ってもらえないんだなって」 当時に阿部は、こうも思ったと言う。 「ここは、そういうクラブなんだな」 そのときから今日まで、浦和レッズでプレーする責任と覚悟を持って、阿部はピッチに立ち続けてきた。 「ちょっとでも下手なプレーをしたら、その評価というものはどんどん下がっていくでしょうし、だからプレッシャーにもなるけど、それがモチベーションにもなる。一緒に戦ってくれる彼らを少しでも喜ばせたいという思いで、ここまでやってきたし、結果が出ずに、いいプレーができなければ、ブーイングされることも覚悟しなければならない」 ■帰ってきたという感覚はなかった 阿部が自身のターニングポイントに挙げたのは、浦和レッズを離れた2010年8月から2012年までのレスター・シティ時代だった。 「チャレンジというか、2010年のワールドカップで感じたことをヨーロッパでやりたいっていう思いがあった。向こうに行かなければ経験できないことがあったと思うので、非常に悩んだ時期ではありましたけど、そこでひとつ決断したことは、自分にとってポイントだったかなと思います」 なぜなら、レスターでの経験が、のちに浦和レッズでも活きたからだ。 「向こうでは、試合に出られるときもあれば、メンバー外も経験した。日本にいたら、そうした経験はできなかったかもしれないし、試合に出られずに、悔しい思いをしている選手の気持ちや、試合に出るためにどうしていくんだってところでは、海外の選手も変わらないということを知った。2012年にレッズでプレーすることを決めたとき、キャプテンを頼まれましたけど、そのときにも活きたんですよね。あれから年月が経ち、再び自分がそうした立場になった今、どんな状況であっても、常に...


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