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INTERVIEW
2019年06月13日

TURNING POINT vol.05 柴戸 海「見えるようになった少し先の未来」

TURNING POINT vol.05 柴戸 海(MF/29) 見えるようになった少し先の未来 ■今も震え、気持ちを昂ぶらせる大声援 ウォーミングアップをするため、階段を駆け上がり、ピッチに飛び出すと、大歓声に鳥肌が立った。 「We are REDS! We are REDS!」 5万を超えるファン・サポーターの熱量を感じた柴戸 海は、思わず武者震いした。高揚感が全身を包み込み、自然と戦闘態勢になる。 「あれだけの人の前でプレーするのは初めてだったので。声援を聞くと、こんなにも後押しされるのかと。浦和レッズのエンブレムをつけて、ユニフォームを着て、戦うことの重みを感じましたよね。今もあの声援を聞くと、鳥肌が立つんです」 初めて埼玉スタジアムのピッチに立ったのは、2018年9月23日のJ1第27節。あのイニエスタが見られるかもと、注目を集めたヴィッセル神戸との一戦だった。柴戸は81分に柏木陽介と交代すると、その芝生を踏んだ。 「あの声援を背中に受けると、それだけでめちゃめちゃやる気が漲ってくるというか。同時に期待に応えなければって思う。やってやろうという気持ちは、今までサッカーをやってきた中でも一番、強くなりますよね」 ■自問自答したプロ1年目の昨シーズン 振り返れば、明治大学を卒業して、浦和レッズに加入した2018年は、「自問自答を繰り返す日々」だった。 赤いユニフォームをまとって、初めて公式戦のピッチに立ったのは、4月4日のYBCルヴァンカップ グループステージ第3節、サンフレッチェ広島戦だった。奇しくも、再び監督に就任した大槻 毅が、暫定として初めて指揮を執った試合だ。 「やっと、という気持ちのほうが強かったですね。リーグ戦ではなく、カップ戦だったということもあったのかもしれないですけど、試合に起用してもらえるというのは、やっぱり、うれしかった。でも、緊張していたこともあって、思うように身体も動かなかったし、ミスも多かったですね」 デビュー戦は、アウェイということもあり、ホテルに前泊したが、よほど緊張していたのだろう。スタジアムに向かう移動中のことや、誰に声を掛けられたのかも含めて、試合以外は記憶に残っていないと、柴戸は笑う。 「でも、試合に出なければ、気づけなかったこともたくさんあったんです。少なからずできたこともあったとは思いますけど、できないことのほうが圧倒的に多かった。自分の頭の中では届くと思っているようなボールでも、反応が遅れてしまったり、ついていけなかったり。今思えば、頭の回転が遅かったのかなと。それ以上に、スピードだったりアジリティ、ボディコンタク...


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