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INTERVIEW
2019年04月29日

TURNING POINT vol.03 森脇良太「戦う姿勢を見せる理由」

TURNING POINT vol.03 森脇良太(DF/46) 戦う姿勢を見せる理由 ピッチでは誰よりも叫び、手を叩き、チームを鼓舞する。 ピッチでは誰よりも身体を張り、ボールに食らいつく——。 森脇良太が全身全霊でプレーするのには理由がある。 その胸には、その心にはいつだって感謝の思いが込められている。 ■もう後がないと思って臨んでいたブリーラム・ユナイテッド戦 一瞬のプレーに引き込まれて、全身に鳥肌が立った。 AFCチャンピオンズリーグのグループステージMD1、ブリーラム・ユナイテッド戦のことだった。あれは、試合がはじまって、まだ間もない時間だったと記憶している。タッチライン際でドリブルしていた相手に対して、森脇良太がスライディングを試みる。一度目は相手に交わされてしまったが、諦めなかった森脇は、間髪入れずにもう一度、スライディングを仕掛けたのである。 それは相手ゴール前で得点に絡むようなプレーでもなければ、自陣ゴール前でチームの窮地を救うようなプレーでもない。ただ、この試合に懸ける『背番号46』の気迫が伝わってきて、思わず記者席から身を乗り出していた。 そのことを森脇本人に告げると、「そう言ってもらえると、うれしいですね」と笑い、覚悟を口にする。 「もう本当にあの試合は、やるしかないというか。自分が浦和レッズで生き残っていくため、(オズワルド・)オリヴェイラさんの気持ちを引き寄せるため、自分の価値を証明しなければと思っていた。だから、こんなビッグチャンスを与えられることは、もうないだろうという思いでピッチに立ったんです。この試合でダメだったら、後がないというか。そういう強い覚悟で臨んだことは間違いないですね」 振り返れば2018年は、度重なるケガにより、リーグ戦わずか11試合の出場に留まった。それは浦和レッズに加入してから初めての経験であり、プロになり試合に出場できるようになってからでも初めてのことだった。 「去年はケガをしていたこともあって、一刻も早くケガを完治させたい、再びケガをしない身体作りをしたいと、ポジティブに考えることができていたんですけど、このままでは自分自身がやばいなと思うようになったのは今シーズンに入ってからですね。練習のときから、監督が自分に対して振り向いてくれるようになるには、どうしたらいいかを考えたとき、やっぱり、まだまだ足りないな。もっと、もっと頑張らなければいけないなということは感じていたんですよね。キャンプや普段の練習でも、監督に最大限のアピールをしようという思いで、やっていましたけど、練習や練習試合と、公式戦とではやっぱり違いはある。そういう意味では、この大事な局面でアピールしようという思いはありました」 ■戦う姿勢であり、球際の強さを見せたかった 危機感を抱いていたのは、個人に対してだけではない。浦和レッズは、シーズン開幕を告げるFUJI XEROX SUPER CUPで川崎フロンターレに敗れて黒星スタート。迎えた明治安田生命J1リーグ開幕戦も0-0の引き分け。ホーム開幕となったJ1第...


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