「いつもどおりというか、自分らしく、その流れに入って、ずっと出ていたかのような安定感を出すのが自分の特長です」 そう言われて腑に落ちた。8月4日に行われた名古屋グランパス戦。鈴木大輔は7月31日の鹿島戦で負傷したマウリシオに代わって3バックの中央でプレーした。浦和に加入して7試合目、前回出場した公式戦から5試合ぶりとなるリーグでのスタメン出場。しかし、鈴木がピッチに立っていることにまるで違和感がなかった。 あらためて言うまでもないことかもしれないが、試合に出続けている選手とそうでない選手にとって、スタメン出場する意味は異なる。勝利を目指して戦うことに変わりはないが、普段出場していない選手は出ている選手と同等、またはそれ以上の力を見せなければ、次のチャンスが遠ざかる。しかし、そのアピールが仇となり、チームとしての組織を壊し...

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