2018年01月11日
加入記者会見後 山田・岩波・武富
【山田直輝】
(自身、帰ってきた感じなのか新しいチームに来た感じなのか?)
「両方です。先ほど、ここに来るときに埼スタを見たときは、またあそこでプレーしたいというよりも、早くあそこでプレーしてみたいという気持ちだったので、新しい気持ちでした。でも、北浦和に帰ってきたときは、懐かしいと思ったので、両方の気持ちが自分の中であると思います」
(記者会見で、チームを引っ張る役割をしなければならないと言っていたが、20代の選手たちが30代の選手たちと競争していくことになるが?)
「もちろん日本で誰もが憧れるようなチームなので、いい選手がいて、ライバル関係があるというのは百も承知でここに来ています。誰であろうとポジションは奪いにいくつもりでいます。このチームで試合に出ることができれば、日本代表にも近づけると思うので、負ける気は最初から全くありません。先ほども言いましたが、それだけじゃなく、チームを勝たせたいという気持ちがすごくあるので、それを埼スタで表現して、ファン・サポーターのみなさんに見せられればと思います」
(ユースのときと2011年のおよそ3ヵ月間監督だった堀監督が現在の監督だが、改めて堀監督の指揮するトップチームでプレーすることに思いはあるか?)
「堀監督には、指導してもらっている期間の感謝しかありません。僕もタイトルが欲しいですが、堀監督と一緒に獲って、ありがとう、と言ってもらえるような結果を残せたら少しは恩返しできるのかなという気持ちと、また堀監督のもとで成長できたらいいなという気持ちがあります」
(堀監督のシステムは、ユースでやっていた4-1-4-1を昨年やっていたが、その中ではインサイドハーフのポジションになるのか?)
「特にポジションにこだわりはありません。試合に出られるところで、自分の最大限を出すことしか考えてないです。なので、どこのポジションと決めているというより、柔軟に与えられたことをできればいいと思います」
(湘南ベルマーレで三年間積み重ねてきた自分の力と、一度は復帰を諦めかけたというコメントもあったが、それについては?)
「まず、湘南の三年間で一番学んだことというのは、チームを勝たせるための責任を追ってプレーするということ、勝ちに対する貪欲さを持ち、チームを引っ張っていかないといけないということです。やっとプロのサッカー選手というか、勝つためにサッカーができるようになりました。それを浦和で表現できたら、湘南のファン・サポーターでしたり、湘南の人たちに、成長しているところを見てもらえると思うので、そこを出せたらいいなと思っています。
諦めかけたことについては、僕がもう一回浦和でチャレンジするときは、自分のパフォーマンスがフルに近くなったときじゃないと、絶対にここに帰って来てもチャンスはないと思っていました。一年半くらい湘南にいて、それでもなかなか自分のパフォーマンスが思うように出せませんでした。このパフォーマンスだったら、浦和には戻れることはないなと諦めかけたことがありましたので、言葉にしました。けど、そこから成長させてもらって、これだったら戦えるな、というところまで持ってきてもらえました。そういう感謝の気持ちと浦和でもう一回チャレンジしたいということを復帰が決まったときに言わせてもらいました」
(プレー面ではどういう部分が上がっていったのか?)
「90分通してチームのために走れるようになりました。さっきも言いましたが、勝つためにプレーを選択できるようになったと思うので、そこが大きく変わったところだと思います」
(それは視野が広がったということか?)
「視野が広がったというか、曺監督(湘南ベルマーレ監督)は、そこでしていいプレーなのかどうか、ミスではないけど、チームにとってマイナスなプレーになることがあるということなど、目に見えない部分を教えてくれる監督でした。これはミスに見えないけど、俺にとってはマイナス...
続きはサイトメンバーズ(月額330円/税込)にご登録いただくことで、お楽しみいただくことができます。
続きはサイトメンバーズ(月額330円/税込)にご登録いただくことで、お楽しみいただくことができます。