2020年04月11日
初めての3年計画~2002年 清尾 淳 シーズン開幕の記憶
2002年レッズ史における転換期の一つと言えるだろう。それもチームではなくクラブの転換という意味で。
この年の開幕時は強烈なインパクトがあったわけではない。ある意味で「地味な」年明けだったが、それだけにここで語っておかないと、いつか歴史から忘れさられてしまうかもしれない。
前年の2001シーズンは、J2からJ1に復帰した年で、捲土重来を期していたが優勝はおろか上位入りも果たせず、J1残留が決定したのは第2ステージの第13節。2試合を残す段階だった。また開幕時に就任したチッタ新監督がシーズン前半で辞任するという混乱もあった。
クラブはシーズン終了後に強化体制を刷新。ゼネラルマネジャー(GM)を、92年と93年にレッズの監督を務め、その後横浜マリノスやアビスパ福岡の強化責任者を歴任した森 孝慈氏に任せた。
当時のオフィシャル・マッチデー・プログラム増刊号(開幕前に無料配布されたもの)の、塚本高志クラブ代表、森GMの談話やインタビューを抜粋してみる。
塚本代表
「過去の反省に鑑み、レッ...
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