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ハートフルクラブ、台湾初訪問を台湾サッカー協会が歓迎

クラブインフォメーション

ハートフルクラブ、台湾初訪問を台湾サッカー協会が歓迎

[ハートフルクラブ]

韓国を訪問していたハートフルクラブは台湾にステージを移し、8月26日から『ハートフルサッカー in 台湾』(共催・国連の友アジア-パシフィック、協賛・三菱商事株式会社、輸送支援・DHLジャパン)をスタートさせました。
浦和レッズが初めて訪れた台湾は、サッカーは盛んではないといわれていますが、台湾サッカー協会(CTFA)の歓迎を受け、コーチたちは「心を育むハートフルクラブを」の思いを胸に子供たちとサッカーを楽しんでいました。
8月26日に最初に訪れたのは台北体育場。昨年改装された22,000名収容の真新しいスタジアムのメインピッチで、3つの小学校から集まった40名を対象にプログラムをスタートさせました。コーチたちは「トートージュウチャオ!(よろしくお願いします!)」等と覚えたての中国語であいさつ。子供たちは、初めてのメニューに当初戸惑っていましたが、コーチたちの優しい声掛けに、目を輝かせてボールを追い掛けていました。
特に、2人が協力し合いながら与えられた課題に取り組むメニューは好評で、参加した黄敏恵(ファンミンフェ)さん(10)は「友だちと一緒にボールを扱う練習が一番楽しかったです」と声を弾ませていました。
子供たちがメニューに取り組む間、落合 弘キャプテンは保護者やコーチに対して、ハートフルクラブの考え方を説明しました。「技術ではなく心が大切」というメッセージは台湾の大人たちにも伝わっていました。
子供たちは最後の「人数ゲーム」(ミニゲーム)でボールを懸命に追い掛けました。2チームに分かれ、それぞれがチームメートを応援。ゴール時にはチーム全体で喜びを分かち合っていました。
江雨楽(チャン・ユイロー)君(8)は「日本人のコーチたちの教え方はとても優しく、あっという間に終わってしまいました」と話していました。
CTFAの林徳嘉雄秘書長は、浦和レッズの来訪を歓迎したうえで、ハートフルクラブについて、「指導者のレベルが高く、子供たちのやる気が沸く教え方をしていたことが印象的です」と評価。そのうえで、「台湾では良い指導者になる以前の段階として、良い選手を育成・強化しなければなりません。アジアカップやワールドカップで良い成績を取れるよう取り組んでいきたいです」と台湾のサッカー事情を語っていました。
午後には、台北日本人学校を訪問しました。40名の児童が放課後、学校のグラウンドに集合。浦和レッズの訪問を心待ちにしていたのか、プログラム開始から子供たちはコーチの話を真剣に聞き、友だちと協力し合うメニューに一生懸命に取り組んでいました。
最後の人数ゲームは、さながら応援合戦となり、グラウンドに声援がこだまし続け、ゲームも過熱。子供たちはゴールにこだわるプレーを見せて、仲間たちとゴールの喜びを共有していました。グラウンドには、学校関係者をはじめ、台湾三菱商事や台湾のサッカー関係者の皆さんも見学に駆け付け、子供たちが心から楽しそうにサッカーをする姿に目を細めていました。